新潟大医学部の教授によって書かれたこの本では、ガンの自然治癒は決して奇跡ではなく、当り前のことであると明言されています。
最新の医学でも治癒率は格段に上がってはいますが、ガンに対する難治性という一般のイメージは、昔からあまり変わっていません。
ところが、この本を読むとその常識は覆されます。
一番驚かされたのは「転移は治るチャンス」というくだりでした。
今までは転移したら終わりのように言われていましたが、よく考えてみれば子どもや若い人ほど転移が起こりやすいのです。
「転移するガンほど治りやすい」「転移は怖くない」という本文内の言葉は、この病への怯えを取り去ってくれるものだと思います。
年配の方には転移が少ないですが、その分、進行も遅いので重症化せ?!??!!にすむことが多いと聞きますから、いずれにしても今までの固定観念を取り除く必要があると感じました。
病気よりも先に治すべきなのは、ガンという病へのイメージであり、私たちの意識でもあります。
まさに「病は気から」です。いかに本人が努力しても、周囲の人たちが古い考えに縛られていたのでは足を引っ張る結果にもなりかねませんから。
内容は生活習慣の見直しから免疫療法まで多くを取り上げているため専門的ですが、解説は丁寧でわかりやすく読みやすかったです。
患者さんだけでなく、ご家族やお友達など支える方々にもお薦めします。
検査
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